あいさかけ 番外 『夏の風物詩?』
番外です。 夏を目前に控えた、ある日のお話です。 ― 時流:あぁ…飲み過ぎたかしら… 少しフラフラしながら、水を飲もうとキッチンへ来た時流お姉さん。 カサ…カサ… 時流:…なに? なにか…音がします。 カサカサ…カサカサ… 時流:…そこっ! 音の方へ振り向き様、時流お姉さんは何故か持っていた竹串を投げ付けました。 しかし… カサカサカサカサカサカサ 時流:避けた!?やるじゃない…って何をしてるんだかあたしは…電気のスイッチは… 馬鹿馬鹿しい、そんなことを思いながら時流お姉さんはキッチンの明かりをつけました。 カチッ そこにいたのは… 時流:…な、なんなのあのまがまがしい物体は!? それは、人類の大半に生理的嫌悪感を与える…古代からの宿敵でした。 伸びる二本の触角を動かし、奴は カサカサ…ブゥーン! その羽根を広げ…! 時流:と、飛ん…!? 時流お姉さん目掛け、羽ばたいたのでした。 | ||||
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