そして僕は地獄に堕ちる

この話は所々危険なネタがあります

BLってなに?おいしいの?という方や
意味がわかる上で嫌悪される方は閲覧に注意してください

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ではでは…
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俺、棗恭介は見せたいものがあるから部屋にいてくれとの連絡を受け、手持ち無沙汰で理樹を待っていた。
「お待たせ、恭介」
と、走ってきたらしい理樹は少し息が乱れていた。別に走らなくてもいいのにな、まったく可愛い奴だ。って…
「おう…お!?」
お、おかしいだろ…
「お?」
当然心の声が聞こえる訳がなく、理樹はこれまた可愛らしく首を傾げた。
「お前なんで女装してるんだぁっ!?」
心からのツッコミ。似合っている。それは確かなことだ。実際道行くあいつにこいつにそいつはおろか、女性まで振り返りそうなくらいに可愛くなっている。だが、理樹には女装癖なんて…
「ぶるまを穿いて男の服を着るのってやっぱおかしいしさ」
「なぬ!?ぶるまだと!?って何故ぶるま!?」
今日の理樹はどうしたんだ?何故ぶるまなんて穿いてるんだ!?
「来ヶ谷さん達に穿かされたんだけど、意外に穿き心地がよくてさ」
「なんで笑ってんだ!?しかも照れ臭そうに!」
やべぇ…理樹がわからねぇよ俺。どうすればいいかもわからねぇ。
「これならスカートめくりされても平気だね」
と、ふわりとスカートを翻す理樹。なんでこんなに様になってんだろうなこいつは。って…
「待て待て!今の世の中、俺達の世代でスカートめくりなんてするかよ!それとスカートをパタパタさせるんじゃないっ!見えるだろうが!」
暑いわけでもないだろうにスカートを持ってパタパタさせる理樹。ちらほらとぶるまが…くっ!
「見せてるんだよ恭介。それにそんなこと言って…恭介だって昔はスカートめくりしてたじゃない。聖域を打ち破る者[サンクチュアリブレイカー]として」
「名乗ってない!そんななんか痛そうな称号は名乗ってないぞ!!あとそもそもめくってないからな!」
あれの全盛期は親の世代だぞ。
「恥ずかしがらなくていいんだよ恭介。体は萌えで出来ている。血潮はロリで心はショタって言ってたじゃないか」
「謝れ!俺よりも原作に謝れっ!!」
出来れば俺にも謝ってほしいが、それ以上に危ないぞこのネタは!
「幾千の店を巡って不敗。ただ一度の食わず嫌いもなく、ただ一度の買い逃しもなし。故に我が生涯にリアルは不要ず。この体は溢れ出る萌えで出来ていた!」
「待て待て待て!とんでもないことを言うな!」
リアルはいらないとかどんだけ俺は終わっちゃってるんだよっ!
「恭介の固有結界である虚構世界[駆け巡る妄想]が発動!宇宙の法則が」
「乱れねぇよっ!どこのエクスデ○が混ざっちゃったんだよ!って言うか妙なルビを打つな!なんだよ駆け巡る妄想って!」
「いいですとも!」
「なにがだよ!今の世代にゃゴルベ○ザとフース○ヤのやり取りなんかわかんねぇよっ!」
詳しくはF○4と○F5を調べてくれ。恭介お兄ちゃんとの約束だ。
「やせいの まさとが とびだしてきた!」
「恐ぇよ!」
「なかまにしてほしそうにこちらをみている」
「…いいえ」
「まさとをなかまにしないなんてとんでもない!」
「ポケモ○から入ってドラク○かよっ!?しかもそれ貴重品捨てようとした時のメッセージだろ!」
ネタがはちゃめちゃだぞ理樹…
「聖なる獣」
「余がブラックロッジの大導師マスタ○テリオンであるってこらっ!」
ついついノっちまったじゃねぇか!
「ターゲットロックオン」
「だからって人の台詞を言うな!」
「イヤッホーゥ!!直枝最高
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まろやか投稿小説 Ver1.30