1話

ゆり:がらすだまひとつおとされた〜♪

今日も今日とて天使のゆりちゃんは楽しそうに朝食作りです。
食事を作りながらカルマを唄うとはなんとも業が深いです。

時流:おはよ。また鮪じゃないでしょうね?
ゆり:時流お姉ちゃん…おはよう…っ//

ゆりちゃんが照れているのは名前の通り百合だから…ではなく(多分)、時流お姉さんの格好にあったのです。

時流:どうしたのよ、赤い顔して。私に欲情したのかしら?
ゆり:よくじょぉ…してなぃもんっ//

ゆりちゃんのお顔を真っ赤にした時流お姉さんの格好とは、前回と同じ格好(HA・DA・Y)でそのけしからん魅力溢れるナイスバディが更にレベルアップしています。
ぶっちゃけた話コンシューマに移植するのは難しいでしょう。

時流:それで、今日は鮪尽くしじゃないんでしょうね?

ゆりちゃんは鮪が大好きな天使なので毎日毎食鮪が食卓に並べようとするのです。

ゆり:まぐろは友達、怖くないょ

いいかげん使い古された言葉ですね。

時流:そうね。友達を食べるゆり鮪の方が怖いわよね
ゆり:…

ゆりちゃんはぐうの音もでません。
元ネタの方だって友達蹴りまくりのある意味集団リンチです。

時流:って言うかゆり、話が進まないのよ。さぁ、教えなさい今日の朝食のメニューを

ただ立っているだけなのに時流お姉さんからは凄いオーラが出ています。
時流お姉様と呼びたくなる感じです。

ゆり:うぅ…今日はツナときゅうりをマヨネーズで和えたのがメインで、納豆入りの卵焼きとナメコとオクラのお味噌汁

ネバネバしてそうなラインナップですね。
しかもやっぱり鮪はツナとして食卓にのぼる模様です。

時流:どこがメインなのよそれは。しかも納豆とオクラにナメコが糸ひきそう…ってその大きな西洋皿にこんもりと盛りつけられた卑猥な物体はなにかしら?

卑猥はともかく、前衛的な芸術作品がそこにはありました。

ゆり:卑猥じゃなぃよっ。キュウリ in the ツナマヨだもんっ
時流:確かにツナマヨの山にキュウリがinしちゃってるわね。inと言うよりも突き刺さってるわけだけど。ツナマヨ作りすぎでしょ。どんだけ使ったのよ

こんもりと富士山のような形に盛られたツナマヨに突き刺さるきゅうり。
シュルレアリスムな芸術のようですね。

ゆり:二十缶分。あと業務用マヨネーズ(1キロ)を…いたぃっ
時流:頭 Y て ん の?

ちなみに一缶を百グラムとして、ツナ2キロ+マヨ1キロ+きゅうり十本=3キロ強もあります。

ゆり:わぁぁぁんっ。笑夢お姉ちゃぁぁぁんっ

Yてないも〜んっ、と大好きな笑夢お姉ちゃんの所へ走り去るゆりちゃんに萌えを感じるのは正常です。

時流:まったく…きゅうりがマヨネーズで白く汚されて実に卑猥ね。ソーセージだったなら…ふふふふふ

時流お姉さんは朝から絶好調です。

榛希:バナナもありだと思うがどうだろう

爆弾発言を引っ提げ神谷榛希:通称おにぃ(命名ゆりちゃん)が登場です。

時流:あら、おはよう。そうね、バナナはあの反り具合がいいわね
榛希:おはよう。バナナの形はエロい

朝の挨拶らしからぬ光景ですね。

時流:至言ね
榛希:チョコバナナは舐めるモノである。
時流:常識ね。もちろん上目づかいで
榛希:エロと萌えがそこにはある

二人こそ頭Yてんじゃないの?というツッコミはありません。
だってツッコミがいませんからね。

時流:あなたは私と同類だと思っていたのよ
榛希:なら、俺のチョコバナナを舐めてみるかい?

問題発言炸裂です!

時流:だ が 断 る。実は
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まろやか投稿小説 Ver1.30