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ゲームの話をしよう。(コラム)
作者:ナハト

紹介メッセージ:
 ゲーム機の話

ゲームの話をしよう。
正確にはゲーム機の話をしよう。

マイナーなものからメジャーなものまで、結構な数がある。
そこで、ナハトが持っているものについて少し語ってみたい。

何故なら。今年がファミコン生誕30周年だからだ。

ファミコンってなに?

その質問を覚悟せねばならない時代かもしれないので、思い出を交えつつ説明していこう。



1:ファミコン

正式にはファミリーコンピューター。略してファミコン。
当時、ゲームとはなんであれファミコンであり、ピコピコだのと親からは呼ばれていた名機。
若い子からしたら、もはや感動するレベルの画像や音質だろう。
だが、ファミコンと青春を駆け抜けた世代からすれば、革命的であった。

なんて言っておいて、やはり当時から子どもに悪影響だのなんだの言われていたのは確かであり、頭の固い親は嫌っていたようだ。
子どもは外で遊べ…言われた方もいるのではなかろうか?
友人の祖母はアダプターを抜くどころか、ブレーカーを落とした。

マリオにロックマン、くにおくん…どれだけやりこんだことか。
ドラクエのパスワードに何人が泣かされ、冒険の書が消えたことに何人が絶望しただろう。

誰に教わったのか、ロムカセットや差し込み口に息を吹き掛けるのは当然だった。
Ⅱコンにあるマイク。なんでマイク?
今で言えば、調整不足と叩かれそうな難易度。そういうものだと立ち向かった。

懐古厨と言われるかもしれないが、それでもたまにファミコンのゲームはしたくなる。
絵や音楽がチープだからなんだというのだ。
面白いものは面白いのである。



次の話題…の前に。
ナハトはメガドライバーではないし、セガ信者でもない。
敵を増やしそうだが、待ってほしい。
ナハトの周囲ではゲームとはファミコンや後述するスーファミやゲームボーイであり、メガドライブやゲームギアを持っている人はいなかったのだ。
なので今回、ちらほらと名前は出てもろくに説明がないものがあることはご了承いただきたい。

話を続けよう。



2:スーパーファミコン(以下スーファミと呼称)

別にスーパーファミリーコンピューターが正式名称…というわけではない。
ファミコンに比べてボタンが増えた。十字キーとA、Bボタンだったファミコンだが、XとYがそれぞれAとBの上に、そしてLとRも追加された。
マイクは…なくなった。

ファミコンと比較して、美麗になったグラフィックはゲームの可能性と将来性を感じさせた。
スーファミ末期にはなんと、声すら出たのだ!

好きなシリーズだから贔屓目になってしまうのだが、当時シリーズが進んでもあまりグラフィックなどに変化が見られなかった某大作よりも、末期に生まれた新たなシリーズの方が心が躍ったものだ。

だが、問題があった。
ゲームソフトの価格である。9800円。
今なら、限定版のような価格。
子どもがおいそれと買える金額ではないし、親もほいほい買ってくれる金額ではなかった。
12800円とかどうすんだよ、と。どうやってねだればいいのか、と。

色々あったのだ。
本体が4000円安くなるクーポンや、ソフト価格の改定(7500円まで下がった)。
任天堂とスクウェアのコラボ、スーパーマリオRPGなどなど。
しかし、新たな波はそこまで来ていた。
次世代機という波が。



幕間

次のハードの前に、ゲームボーイ。
うん、持ってない。
ゲームには寛容だった親も、さすがにあれはダメだった。
視力が落ち始めてたのがもう決定打。
なのでゲームボーイのゲームは、スーファミでゲームボーイのゲームが遊べるという、夢を実現したもの、その名もスーパーゲームボーイで遊んだ…と言いたいのだが、別にそんなに語るようなことはない。
特に興味を持ったゲームがないので。



3:プレイステーション

衝撃だった。値段が。三万くらいだったかな、初期は。
衝撃だった。カセットからCDロムになった。
衝撃だった。メモリーカードがないとセーブ出来ない!?

ポリゴンがポリポリしていたが、今までと違う表現に目を奪われた。

でも、最初に買ったのはロックマン8だったり。
オープニングがアニメで歌付き、スタートしたらアニメ、滑らかに動き、喋るロックマン。
ロックマンXとは違う、ロックマンの進化。
まさに、ゲームは次世代に来たのだ。

忘れてはならないのが、FFⅦ。
今見れば大したことないCGムービーも、当時の子どもたちには衝撃だった。
まぁ、とあるシーンのせいでゲーム進める気がなくなったって人がいたらしいが。
FFⅧではさらにムービーが進化。
反対にシステムが面倒で、少し人を選ぶかもしれないが、ナハト的には大好きな作品。
FFタクティクスも良かった。
結構物語がハードで、EDの賛否もあるだろうが、ナハトも含めて中毒者続出。
算術師の強さに全俺が泣く。

後継機であるPS2が高かったのもあり、当分の間、我が家では長く活躍してくれたプレイステーション。

ちなみに、ポケステは買えなかった。



4:セガサターン

セガサターン、シロ!
サターンを買ったのは、スパロボがしたかったから。
ごめんよ、バーチャファイターとか苦手でさ。
名作と呼ばれるソフトも多く出しているのだが、何より愉快だったのはそのCMだった。

せがた三四郎、そして湯川専務。

わかる人はこの名前だけで笑えるのではなかろうか?

野球しようぜ!と言っている子どもたちをせがた三四郎は投げ飛ばし言うのだ。
セガサターン、シロ!
酷すぎる。新しいバットを買ったから殴らせろとかいうあいつも酷いが、せがた三四郎も相当なものである。

セガなんてだっせーよな!と町の子どもたちが騒いでいるのを聴いてしまった湯川専務。
マジ専務である。しかもセガのCMでセガをディスっている。
さすがは未来に生きるセガである。マジパネェ。
湯川専務の活躍は後継機ドリームキャストまで続く。

ちなみに、せがた三四郎を演じているのは仮面ライダー1号で有名な藤岡弘、隊長である。
親が吹き出しても仕方がない。



幕間の2

ゲームボーイアドバンスと、ワンダースワンを買ったのはスパロボがしたかったからである。
…まずい、本当にスパロボくらいしかしてない。

バーチャルボーイ、3DO、ネオジオ…色々ある。
特にバーチャルボーイ。こればかりは任天堂の勇み足というか、未来的過ぎたというか。
結局、売ってるのすら見たことない。



5:プレイステーション2

優秀すぎて軍事転用出来る、なんてニュースで騒がれたのも懐かしい。
取り敢えず、新しいハードが出たらアーマードコアとFFで進化を実感する。

実はナハトの家では現役。
ギャルゲーしたり、テイルズしたり、スターオーシャンしたり…動くうちはまだ!

たしか、最初の価格だと諭吉が四人は出ていったような。
PS2はゲーム機であるが、なによりも助かったのはDVDプレーヤーとして使えること。
まだVHSが幅をきかせていたが、それはそれ。
田舎なもので、見られるアニメが減っていたからありがたかった。
ありがとう、プレステ2。

どうでもいいけど、ゼノサーガをもう少しわかりやすくリメイクしてほしい。
ゼノギアスもあわせて。

DVDレコーダー機能がついたPSXなんてのもあった。



6:ドリームキャスト

予想をこえる売り上げに生産が追いつかず、湯川専務が降格してしまった。
リアカーに積んで田舎に売りに行ったり、某ジャニーズのタッキーと一緒にCMしていたのを思い出す。

取り敢えず、うるさいハードだった。
ディスクがガリガリ言ってた。

実はバイオハザード目的だったのだが、予想以上にハマってしまったのがサクラ大戦。
特に3のオープニングは今見ても…!

セガはこれを最後にゲームハードからは撤退している。
だが、きっとセガはまた我々を驚かせてくれるだろう。

…シェンムーって結局どうなったの?



7:PSP&DS

以前、都会に住んでいたころ、電車の中では大変お世話になりました。
家でも遊んだけどね。

携帯ゲーム機も変わったなぁ…というのが正直な感想。
今やなくてはならないね!
とか思ってたら後継機が。続く。

今年上半期、一番遊んだのはフェイト/エクストラCCC。



幕間の3

64、ゲームキューブ、ウィーもあるにはあるんだけど。
マリオ…くらいかな。
友達の家でスマブラとかマリオカートとかチョー盛り上がった。
友情にヒビが入りそうなほどに。



8:プレイステーション3

綺麗だよね、映像が。
新しいハードが出るたびに思う。

妹がテイルズ大好きで買いました、と。
だから言ったんだ、ヴェスペリアもグレイセスも移植するから待て、と。
FF13は…まだ終わってないのかよ、と。
いや、好きなんだけどさ。ちょっと、ね。
アギト13は零式になり、ヴェルサス13は15に…。

きっと、プレステ4は形が変わって値が下がるまで待つ。
なのでBlu-rayプレーヤーとしても頑張ってもらいたい。



9:PSV&3DS

ヴィータってさ、重いんだよ。
3DSは…実はそんなにDSと変わらないと思ってたんだけど、結構違うのね。
だけど、ペンの位置はDSの時のほうが。

ヴィータはこれからどうなるか楽しみ。
取り敢えず…ゴッドイーター2に期待。
3DSは…ロックマンをまとめて出してくんないかな。



こんな感じかな。
詳しい歴史を知りたい人は個別にしらべてほしい。
名前すら出さなかったハードもあるが、ご容赦いただきたい。

最後になるが、敢えてですます口調にはしていない。
特に意味もないけど。

もしも、最後まで読んでくれた人がいたのなら、最大級の感謝を。
寝落ちして二回も書き直した甲斐があるというもの。

では、また機会があったら。